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痛みの種類
人間が感じる感覚の一つに痛みがあります。ケガをしても、病気になっても、痛みを伴うものは苦しいものですね。
 歯科の分野にも痛みの症状が多くつきまといます。しかし、痛みといっても、その表現はさまざまで、言葉に例えようのないものもあるようです。実は、その痛みの表現によって、痛みの原因が何であるかをある程度推測するこどができるのです。
 痛みの表現としてあるのは、「ズキズキ」「ガンガン」「じくじく」「じわじわ」「ピリッ」「ズキン」「もわー」などでしょうか。痛みの出現する頻度として、「物をかんだ時」「冷たい物や甘い物を口にした時」「熱い物を口にした時」「夜に痛み出す」「眠っている時に痛み出す」「午後に痛み出す」「常に痛 い」など様々ですが、それらの表現も、われわれ歯科医にとってはとても意味があります。「ズキズキ」や「ガンガン」は強い痛みの代表的な表現であり、急性の炎症を起こしている場合がほとんどで、その場合の多くは「常に痛い」状態に なりやすいのです。「じくじく」や「じわじわ」「もわー」は炎症が急性化して きている状態に多く、「ズキズキ」の前の段階と考えてもいいかもしれません。  一方、痛みの出現する頻度では、「冷たい物や甘い物を食べた時」に感じる痛 みは主に浅い虫歯が原因しており、この場合は「ピリッ」とした表現が多い傾向があります。
 逆に「熱い物を口にした時」の痛みは、歯の神経の炎症がかなり進んでいると言え、これが急性化すると「夜に痛み出す」ということになります。また、「眠っている時に痛み出す」場合は、歯ぎしりによる過重負担が考えられます。 もちろんこれちの表現と痛みの内容は代表的なもので、必ずしも一致はしませんが、皆さんが感じる痛みがどんな状態なのかを知る手がかりとして役立っているのです。
Dr. Y.K
タバコ」ってかっこいい?
「男性のどういうしぐさをカッコいいと感じますか?」という雑誌などの質間に、必ずといっていいほど出てくるのが、「タバコを吸っている時」という答えです。確かに男性から見ても、映画やテレビドラマで俳優が渋くタバコや葉巻きを吸っているシーンを目にすると、「カッコいいなー」って思ったりすることも事実です。
 しかしながら、歯科医としての立場で考えると、カッコいいとばかりは言っていられません。タバコの煙の中にはニコチンが含まれ、歯肉の血管収縮が引き起こされ、結果的に歯周病が進んでしまいます。
 歯周病に関して言えば、タバコを吸う方に一生懸命に治療を行っても、喫煙を続けておちれる場合には、治療の効果は得られないということになってしまいます。統計的には、歯周病には5倍のかかりやすさとなってしまいますし、進行もしやすいのです。口腔(こうくう=歯肉や舌など)がんについでは3倍、咽頭(いんとう=のどの奥)がんは、なん33倍のかかりやすさです。妊婦さんが吸うと、やはりニコチンの作用により血管収縮が起こり、胎児が低酸素状態となって、早産、死産、流産、低体重児出産の可能性が高くなってしまいます。妊婦さん本人が吸わなくても、周りの人が吸ったタバコの煙を吸ってしまう「受動喫煙」によっても同様の危険が増してきます。このことは、妊婦さんでなくても同様です。
 できれば喫煙をやめてしまうのがよいと思いますが、なかなか難しく、一度は挑戦してみたものの挫折してしまったという話もよく聞きます。しかし、タバコをやめることにより、歯周病が良くなり、口臭がなくなる、肌のつやが良くなる、当然タバコ代がかからなくなり、食べ物の味がよく分かるようになり、がんにかかりづらくもなるなど、良いことがたくさんあります。そんなことを考えると、励みにもなるのではないでしょうか。
Dr. T.T
根の治療について

歯の治療で歯科医院に通っている方々は、治療内容を説明されてもよく分からない、といった場面があるかと思います。日頃私たち医療側も、できるだけ分かりやすい説明をと心がけてはいるものの、説明不足になることも事実です。そこで今回は、説明に苦慮することの多い事例である根の治療について説明いたします。
 根の治療には、虫歯菌にあまり汚染されていない神経を取り除く治療と、虫歯菌や物を腐らす腐敗菌が根の中全体を汚染している場合の治療とに分かれています。

代表的なケースをご紹介しますね。

Aさん「虫歯で歯が欠けてから、冷たいものや熱いものを食べたらすごくしみて痛むのですが」。

この場合、歯の神経は、炎症を起こしていますが、細菌の汚染は、まだごく限られていることが多いので、麻酔をして歯の中の神経を除去し、根の中に細菌を退治する薬剤を入れます。症状にもよりますが、2〜3回で根の治療を終えることができます。

Bさん「以前、神経を取って治療をした歯の部分が、かむと痛かったり、歯茎を押すと痛みがあるのですが」。

この場合は、根の中全体が細菌に汚染され、根の先の歯根膜という組織に炎症が生じた可能性が高い状態です。根の先まで汚染された部分をきれいに除去し、根の中が細菌のいない状態になるまで、根の治療用の清掃剤や殺菌剤などを併用しながら、繰り返し行います。従って治療回数が多くなることもあります。

このように、根の治療は細菌の汚染度合いによって、治療の中身が変わってきます。虫歯を放置しておく時間が長引くほど治療の回数も増えるので、早期の
受診をお勧めします。

Dr.Y.K
かみ合わせの役割
 皆さんの中で、現在歯の治療の途中で通院するのをやめてしまっていたり、歯の詰め物が取れたまま、あるいは被(かぷ)せ物が外れたまま治療しないで生活をしている方は、どれくらいいらっしゃるでしょうか?
そんな方々に、今回はちょっと怖いお話をさせていただきます。

治療途中の歯をそのままにしていたり、詰め物や被せ物が取れたままにしておくと、食事をする時に、その部分では当然かみにくい状態になります。かみにくいと感じない人でも、かみ合わせが適切でないと、その部分でかむことを自然に避けて、違う歯でかむようになっていきます。すると、自分では気付かぬうちにかみ方が変化していくため、それに伴って顎(あご)周辺の筋肉の使い方も変わっていきます。

その状態が長く続いていきますと、下の顎の位置が少しずつずれていき、扁凝りや首筋の凝り、腰痛などの症状が出るようになります。それがもっと悪くなると、頭痛やめまいなどの症状につながり、ついには歩行すら困難になることも考えられます。小さな詰め物が取れただけでも、そのままにしておくと、この うな大きな症状に結び付くことが十分にあり得るのですから、ましてや治療途中の歯であれば、その影響はより大きくなるでしょう。

普段、肩凝りや腰痛でお悩みの方、歯の治療は終わっていますか?
たかが歯と思わないでください。かみ合わせは全身の健康にもつながる重要な役割も持っていることを、この機会にぜひ認識していただきたいと思います。

歯の治療をしてよくかめるようになり、そして肩凝りなども解消されたら最高ですよね。
Dr.Y.K
指しゃぶり
歯並びが悪くなる原因にはいろいろありますが、お子さんの指しゃぷりもその一つだということをご存じでしたか?本来指しゃぶりとは、小さなお子さんなら本能みたいなもので、決していけないということではありません。しかし、普通は4?5歳までには自然にやめてしまう指しゃぶりも、小学校低学年まで続けていくと、どうなってしまうのでしょう? 6?7歳というのは、だいたい永久歯の前歯が出てきているころです(早いお子さん、遅いお子さんの個人差はありますが)。この時期まで指しゃぶりが習慣になっていると、上と下の前歯がかみ合わなくなり、出っ歯になる可能性があります。歯並びが悪くなると、虫歯になりやすくなります。そうならないためにも、できれば6歳前までには指しゃぶりをやめさせるようにしたほうがいいでしよう。
 ”しかったり””注意する”のも一つの方法ですが、精神的不安や緊張から指しゃぶりをする場合もあるので、かえって逆効果になることもあります。ちなみに、私のすぐ下の弟から「お兄ちゃん、子供が指しゃぶりのし過ぎで、親指のつめ半分が溶けているけど、大丈夫?このままほっといてもいいの?」との連絡が入りました。弟の子供は繊細だから、あまりしかったらかえって逆効果だと思ったので、弟に、指に向かってこう言いなさいと教えました。
「もーダメだよ!今度、お口に入ってきたらピンピンだからね!ほら、自分からも言いなさい、ダメだよって」
 それから一週問後、弟から「兄ちゃん、指しゃぶりが治ったよ!」と知らせが入りました。
 もしも今あなたのお子さんが、このくらいの年ごろで指しゃぶりをしているのであれば、かわいいお子さんの将来のためにも、ご家族協力して解決策を探してみてください。
Dr. S.T.
白い歯
 白い歯にあこがれている人は、数多くいます。女性なら「白い肌に白い歯」で、男性なら「小麦色の肌に白い歯」のようなイメージでしょうか?でも、その「白い歯」とは、いったいどういったときに白く感じるのでしょうか?
 基本的に歯の色は白です、しかし、細かく見ると、自さの中に赤みがあったり、黄色が混じっていたり、灰色やオレンジといった色が微妙に含まれています。この割合が大きければ白さは弱くなり、割合が小さけれぱ白さは強くなります。よって、人それぞれ歯の白さは違います。
 歯の漂白(ホワイトニング)は、こういった色の割合を減らして、短期間に歯の白さを強くするので、従来の自分の歯と比較しで自白くなることがわかります。つまり、白い歯と感じるのは、「比較するも」があって判断できることになります。では、汚れが付いた歯はどうでしょうか?歯垢(こう)の蓄積や茶渋、タバコのヤニなどは、徐々に歯の表面に付着していくので、色の変化にはなかなか気付きません。歯科医院で歯の清掃をしてもらうと、それらの汚れが落ちて、短時間で色の変化に気が付きます。つまり歯の色が自白くなったと感じ取れるわけです。
 歯の漂白についてはどうでしょうか?歯を白くさせるには、歯の漂白が、現在考えられる最も有効な方法ですが、それでも着色はしていきますし、後戻りもします。漂白したからといって、決してその色が長く保たれるとは限りません。大事なことは、気軽に歯科医院で歯の清掃をしてもらうことではないでしょうか。清掃の後、きっと歯の色も白く感じると思いますが、いかがでしょうか?
Dr. Y.K.
歯周病が全身に与える影響は?
 最近、歯周病が全身にもたらす影響について、注目が集まっています。その「影響」とは、歯周病が、心臓疾患、呼吸器疾患、低体重児出産の引き金になるとアメリカの歯科研究グループが発表しました。では、歯周病がどのように全身疾患に関与しているのでしょうか?
 口の中には、何百種類と、驚くほどの細菌がいます。健康な方にも、当然細菌はいます。その細菌のすべてが歯周病や虫菌を発生させるわけではありません。ある特定の細菌が悪さをしているのです。
 プラークコントロールが不十分な個所があれぱ細菌が繁殖し、そのうち、歯と歯茎の間に歯周ポケットという細菌の巣ができます。その場所は空気が入り込めないため、空気を嫌う細菌の絶好のすみかになります。その細菌が歯周病を憎悪(悪化)させ、全身に悪影響を与えているのです。ポケット内には血管も通じていますから、細菌は当然ポケット内の血管を通って全身に入り込みます。中、重度の歯周病に罹(り)患していれば、歯周ポケット内に細菌の数が多いと思われ、ポケット内の血管に細菌の侵入する率が高くなります。
 妊娠中の女性の場合、細菌が血管壁に炎症をもたらすことで胎盤が収縮し、低体重児(2500g以下)を出産する危険性が7.5倍も高い、という報告があります。歯周病を治せば、早産の確率を18%も予防できると言われています。
 さらに驚くことに、歯周病は3倍も心臓病になりやすいという結果も出てきました。何だか恐ろしいですよね。歯周病を簡単に考えていると、しっぺ返しが来ちゃいますよ。
 口の中はもちろん、全身の管理のためにもプラークコントロールをしっかりしていきましょうね。ただし、問違ったブラッシングでは効果はありません。一度、歯医者さんで正しいブラッシング法をしっかりとマスターしてみてはいかがですか。
Dr.T.S.
歯医者で注射!?
 待合室で、「ちゃんということ聞かないと、先生に注射してもらいますよ!」とお母さんが子供に言う場面に遭遇することがあります。そんなことを言うのはやめてほしいのです。その時は効き目があるかもしれませんが、決して治療を安心して受けられるようにするためのアプロ一チにはならないのです。何よりも、必要もないのに注射をしたりはしませんし、普段そのように脅かしていると、本当に麻酔が必要な場合、予供が注射器を見たら、一体どんな反応をするか想像してみてください。ですから、お母さんには、注射を使って子供を脅かさないでくださいと言っています。
 小さい子には治療を受ける練習をしてもらいます。ほっぺたに「風さんだよーぴゅー」って風を当てたり、「掃除機さんだよー」といって、医療器具を手のひらに吸い付かせ、「ほらー吸い付いた、ペタッ」という具合に。「はいっ、上さん向いて(上にまで"さん"を付けたりして)」『電気さんピカッだよ」、場合によっては、自分で器具を持ってもらってポタンを押してもらったりします。決して怖いところじゃないんだよ、ということを知ってもらい、できるだけ安心して治療を受けられるようにします。
 お母さんにしがみついて泣いていた子が、数回のうちにだんだん落ち着き、泣くのをやめ、自分で治療イスに座り、自分で「あーん」とできるようになったりします。痛みのない状態なら、何回か練習しながら治療を進めていくことができます。逆に痛みのある状態では、何らかの治療をしなくては、痛みはおさまりません。大人でも痛いところを触られるのはいやですから、子供ならなおさら。痛みが出たから歯科医院にかかるのではなく、その前に見つけて、虫歯も痛みのないうちに治てしまうということが、結局お子さんの負担を軽くし、恐怖心なども小さくすることにつながると思います。
Dr. T.T.
歯は動こうとしています
歯というものは、硬く丈夫にできているものなので、あまり移動することはないと思っていませんか?
 もし、そんなふうに考えている人がいたら、それは大きな誤解です。歯は常に動きたがっています。しかし、動けないのです。なぜなら、隣には歯があり、噛(か)み合わせる側にも同じように歯があるからです。
 従って、かぷせ物が外れたり、詰め物が取れたりすると、歯は「待ってました」とばかりに移動を始めます。移動のスピードは、個々の歯や歯肉の状態によって違いますが、早けれぱ取れたその時から動こうとします。かぷせ物が外れてしまい、1日放置していたら、翌日には入らなくなっていた、なんてことは皆さんにも経験があるのではないでしょうか?かぷせ物や詰め物が取れたままの人、歯を抜いたままにしている人は、治療が必要ですよ。
 1本の歯の移動が全体に影響して、すき問だらけの歯になってしまったり、歯の並ぴがガタガタになってしまうと治療期間も長く、治療する歯も多くなりますので、早い時期の治療をお勧めします。

Dr. Y.K
A子ちゃーん
10年ぶりに来院された女性がいました。彼女は小学生のころから、私の診療所で虫歯の治療をしておりました。中学生の時には永久歯がすべて萌出し、虫歯の治療も完了。歯磨き指導をして、これでしばらくは維持できるはずだと私は思っていました。今回、ひさしぶりに再会?し、口の中はどんな状態だろうと期待をもって覗いてビックリ!本当に息が止まりそうでした。

 すべての歯が虫歯。特に奥歯はひどく、わずかに根が残っているだけの状態でした。「どうしたの、A子ちゃん!歯磨きしなかったの?」とおもわず聞いてしまいました。

 聞けばほとんど歯磨きをしておらず、他院にて治療をしていたが、途中で放棄。仮の歯が外れてどうしょうもなくなったので、実家の近くの私の診療所へ来たそうです。来院の動機も、上の前歯がとれてしまって、さすがに人前に出ることができなくなったので、仕方なかったのでしょう。外見はなかなかの美人なのに、何ともったいなく残念なことか!歯に対する見識をもってくれたと思っていたのは私だけで、本人には十分に伝わっていなかったようです。

 このままでは、20代で入れ歯になってしまいそうで、大急ぎで治療、前歯にも仮の歯を入れて。何とか見栄えだけは整うようにしました。これからしっかりと奥歯を治そうかと考えている矢先、彼女はぷっつりと来なくなってしまいました。前歯の仮歯が入ったら、本人は十分なようだったのです。あの仮歯では、1年もすればダメになり、結局は抜くはめになってしまうでしょう。

 私のところがいやであれば、他の先生のところでも構いません。彼女が治療の続きをして、美人に復活することを望んでやみません。「A子ちゃん!早く治療しなさいね!」皆さんはA子ちゃんにならないように気をつけてくださいね!!

By Dr.H.F.
モチベーション
ワールドカップで世界中が盛り上がりましたが、サッカー中継を見ていて解説者が“モチベーション”という言葉を口にするのを聞きませんか?「選手のモチベーションが上がっていて、体のキレがいい」とか言っていますよね。モチベーションを訳すと“動機づけ”。要するに、選手のその試合に対する意気込みを高め、目的意識を明確にさせるためのきっかけ、働きかけです。
 実は歯科、特に歯周病治療においても、このモチベーションは非常に重要です。患者さんとの歯磨きの練習で、その人の生活習慣を無視し、こちら側の押しつけのブラッシング指導では多分長続きしないでしょう。そうならないように、患者さんとよくコミュニケーションを取り、話し合いの中で患者さん本人が自分の健康のために歯を磨くのだということを動機づけして、自覚していただくのです。 「俺は歯なんて磨いたことがない。ダメになったら入れ歯にするからいいよ」なんていう頑固な人に対しても、自分の健康は自分で、という意識改革をさせるきっかけを作るのが私達の役目なのです。 
このモチベーション(動機づけ)が強ければ強いほど、生涯自分の歯で食事ができることでしょう。 さあ、診療所でモチベートされたあなた、家庭というサッカーグラウンドでキックオフ!!
Dr. M.M
学校検診
今年もまた学校検診の季節となり、早速小学校の検診に行ってきました。従来は虫歯の状態を検査することが主な目的だったのですが、数年前からは噛み合わせや歯並びも重視するようになり、学校歯科医の負担はかなり増えました。一日で大勢の方々に口の中を診せていただける機会はめったにないので、貴重な経験だと思って毎年させていただいております。おかしなことに、歯科医というのは、人の顔は忘れても口の中は結構覚えているもので、学校検診で大勢の人の顔を見るより、歯の並び方や歯の形、治療の跡などで以前に診た人のことを思い出すことも良くあります。
 さて、私が今年の検診で感じたことは歯垢や歯石が付いている子供が多く見受けられたことです。虫歯は1本もないのに、歯石が歯の裏側にびっしりついているというような児童も少なくありませんでした。これは、虫歯がないから歯科医院には行かず、そのために歯石を取る機会がなかったからでしょう。御存知のように、歯石は汚れが石灰化したものですから、歯ブラシでは取れないので歯科医院できれいにしてもらうしかありません。歯石をそのままにしておくと歯周病が悪化して歯の寿命が短くなったり、口臭の原因にもなるので歯科医院での歯のクリーニングは必要です。小学校の歯科検診はすでに終わりましたが、次は高校の歯科検診があります。高校生は小学生よりも歯石の付着状態が激増するので、これから歯科検診を受ける生徒達は虫歯の数を気にするだけではなく、歯石や歯肉の状態にも是非注目して下さい。

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